週末の7/26(金)にはフジロック2019にも出演する彼女。
フジロック2日前の単独来日公演でした。
世界で戦うJanelleのスター性にただただ圧倒されました。完璧なショーと人柄の良さに魅了されっぱなし。
会場の様子・セットリスト・感想をレポートします。
会場の様子
会場はお台場にあるZepp DiverCity。東京テレポート駅、青海駅、台場駅のいずれからも徒歩でアクセスできます。
注意しなければならないのは、Zepp "Tokyo"とは別の会場だということです。
Zepp TokyoとZepp DiverCityは、周辺の駅こそ同じですが、違う方向に向かった場所にあります。
駅は同じといえども、間違えると15~20分ほど歩く羽目になるのでご注意を。
DiverCityはガンダム方面、Tokyoはヴィーナスフォート方面、と覚えておけば間違いないです。
キャパは2473人。新木場STUDIO COAST(2400人)と同じくらいです。
1階スタンディングには途中1段段差があります。確かこのあたり。
私はこの段差直後あたりに立っていました。
結構近いのに段差のおかげで見やすくて良いポジションです。
セットリスト
- Dirty Computer
- Crazy, Classic, Life
- Screwed
- Django Jane
- Q.U.E.E.N.
- Electric Lady
- PrimeTime
- Pynk
- Yoga
- I Like That
- Make Me Feel
- I Got the Juice
- Cold War
- Tightrope
アンコール - So Afraid
- Come Alive (The War of the Roses)
感想
- 歌上手い!
Coachellaの中継などを見て、歌が上手なことは知っていましたが、生で聴くと予想以上でした。
Janelleは高めで可愛らしい歌声なのですが、声量がありよく通ります。
そして音程を全く外さず、高音もバリバリ伸び伸び出してきます。
耳がキーンとなるくらい。
"こんなに全力で歌ってくれて、今週末のフジロックは喉大丈夫かな?"
と思わず心配になるくらい絶好調。
スカッとするくらいの高い歌唱力です。
一方ラップパートでは、低い声で男性顔負けのゴリゴリラップを披露していました。
ラップも上手。歌声とのギャップがあって、かっこいいです。 - にじみ出る人の良さ
かっこよく登場したものの、歓声が湧くと抑えられないかのように、白い歯を見せてニカッと笑っていました。
その後も時折見せる屈託のない笑顔に、会場全員がハートを射抜かれていたのではないでしょうか。すごく可愛くて守りたい笑顔です。笑
また、観客と一体になる演出が多かったのも印象的です。
"I Got the Juice"では観客をその場で4人選んで、順に踊らせていました。
外国人2人、日本人、車椅子に乗っている人。
人選からも多様性を尊重しているのがわかって、Janelleの一貫した意志を感じました。
最後の"Come Alive"では、観客を静かにさせてしゃがませてから、観客席にこっそり侵入していきました。
Janelleがすぐ近くに来て観客が"キャー!"と声を上げると、"シー!"と言うJanelle。笑
なかなか面白い時間でした。
至近距離で彼女を見られた方も多かったと思います。
ずっと記憶に残る思い出になるでしょうね。 - 強い闘志
バンドメンバー・ダンサー共にほとんど女性でした。
また曲中・曲間のMCでも、
"女性は闘い続けなければいけない。LGBTQも。
私自身も女性でありクイア。自由のために闘おう。権威に負けちゃだめ。"
という趣旨のことを言っていました。
黒人女性かつ性的少数派である彼女が受けてきた困難や苦しみは、計り知れません。
それを不満として言うのでなく、闘おう!と自分と周りを奮い立たせる姿勢。
かっこいいです。
国内でも世界的にも、多様性は受け入れられつつありますが、まだ葛藤や論争が多く過渡期といった印象です。
今はきっと頑張りどきで、変えたいことはどんどん"変えたい!"と言わなければならない。
それを受け入れる土壌はできつつあるので、あとは私達自身が臆さずに発信して、闘わなければならない。
女性でなくてもLBGTQに当てはまらなくても、誰にでも当てはまる闘いだと思います。
身が引き締まる思いでした。 - Princeを思い出すダンス
Make Me Feelのイントロのダンスは、Michael JacksonやPrinceを彷彿とさせるものでした。
この映像と同じ演出です。
歌も上手くて、人柄も良くて、映画で演技もできて、更にダンスもキレキレ。。。
どこまで完璧なのでしょう。
きっと沢山の苦労があったゆえに、がむしゃらに戦ってきたのでしょう。
畏敬の念を禁じえません。
まとめ
世界で戦うスター故に、完璧なライブでした。ライブというよりショーでした。きっとJanelleは完璧主義なんだろうな、裏でものすごい努力を積み重ねているのだろうな。。。と胸に迫るものがあります。
この規模の会場で、世界を股にかける女王を見られるのは今のうちだったのでは。
お台場はやや僻地なので億劫にもなっていたのですが、行って本当に良かったです。
フジロック2019にも出演するJanelle。
今目撃すべきアーティストです。機会がありましたらぜひ彼女のライブを観てみてください。
Janelle Monáeのアルバム"Dirty Computer"はこちら。
Amazon Music Unlimitedの30日間無料体験に加入すると、無料でこのアルバムを聴けます。
また、ジャネール・モネイは女優としても活躍しています。
彼女が出演しているドリーム、ムーンライトはこちら。どちらも評判の良い映画です。
第89回アカデミー賞®作品賞含3部門受賞。賞レースを席巻した傑作。圧倒的な映像美と情緒的な音楽で綴ったこの物語に、世界中が虜になる。© 2016 A24 Distribution, LLC
ジャンル ドラマ
監督 バリー・ジェンキンス
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監督 バリー・ジェンキンス
では!
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